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スキルスがんを内視鏡画像で見た写真、胃壁全体の硬化と膨隆、潰瘍部分からの出血を見ることができる。
スキルス胃がんの内視鏡画像(Wikipediaより)
特徴的な胃壁の硬化と膨隆を見る。
通常の胃癌のような火口型の潰瘍は認めない。

スキルス胃癌の初期症状かもしれないなと気が付いたら


スキルス胃癌の初期症状についてずいぶん前の記事で書きました。

スキルス胃癌の初期症状


最近になって読み返してみたのですが、なんとも記述がわかりにくくて、さらに、スキルス癌の初期症状ではないかと思ったらどうするかということを書いていなかったので不親切だなと気づきました。

そこで、わかりやすいように、さらに、スキルス胃癌を疑ったらどうすればいいのか、少し書き直してみます。


前の記事でも書いたスキルス性胃癌の特徴のおさらいです。

スキルス性胃癌では急速にがん細胞が胃の粘膜下組織全体に広がっていきます。

このために、胃の壁は本来の柔軟性失っていきます。

良く伸びたり縮んだりできるゴムの袋の壁に硬くて伸びの悪いウレタンフォームがくっついていく感じをイメージしてください。


これにより、胃の動きが悪くなることで違和感を感じます。

いつもなんだか胃もたれがするぞ、という感覚ですね。

(胃もたれというのはみぞおちから下にある感覚です。胸骨の高さのもたれ感は食道の病気や心臓の病気を疑ってください。)


さらに、胃の動きが悪くなることで、胃潰瘍も起こしやすくなります。

この胃潰瘍のでき方も、スキルス癌ではない通常の意を持っている人の胃潰瘍のでき方と異なるタイプの大きくてフラットなものができやすくなります。

これも、胃潰瘍の痛みを感じることができるはずです。


急速に進む胃もたれ感、違和感、それに加えて空腹時の胃の痛み。

それらの所見を感じて、それが2週間以上続くようであれば、専門医による胃の内視鏡検査を受けてください。

(昔でいうところの胃カメラ、あるいは別の言い方だと胃のファイバースコープ検査です。)


この胃カメラ検査、2000年代に入ってから激的に進化しています。

日本の会社が改良を続け、呑みこむファイバースコープの性能が上がったので、直径6o以下のかなり細いものを使うことができるようになりました。

その結果、口から飲み込むだけでなく、鼻に麻酔をして、鼻から細い管を差し込むことで検査をすることも可能です。


高齢の方が入院されているのをお見舞いに行ったりすると、鼻から「経鼻栄養チューブ」というものを指して、胃に流動食を流しいれていらっしゃることがあります。

あんな感じです、あれよりは多少太いのですが、のどの吐き気を催す部分を刺激する可能性が低いので、検査を受けるのがずいぶん楽になっているのですよ。



で、実践している動画を発見したので紹介しておきます。


経鼻内視鏡を自分でやってみた  transnasal endoscopy was self-performed


ぶははははh!

この先生、自分で自分に鼻から内視鏡入れてみてる。

感想としては、口から飲むよりも圧倒的に楽みたい。

のどにまったく当たらないわけではないから、気持ち悪い感はあるけど、口よりは圧倒的に楽だそうです。


でも、欠点としては、細い分、得られる情報は少なめになり、肉眼で見る限りは口から飲むのに比べて暗いようですね。

口から飲める人は口から頑張って見てください。



・・・私は3年前から「鼻から内視鏡」派に変わりましたけど。

だって楽なんだもん(笑)。


ただし、それでなんか怪しい見つかったら、再検査では口からの内視鏡にしてください。

鼻からのは細すぎて、内視鏡下バイオプシーができないという欠点があります。

そのときは「口から検査が必要です。」と、医師の方から指示がありますので従ってくださいね。




posted by すきるすがん at 15:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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