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スキルスがんを内視鏡画像で見た写真、胃壁全体の硬化と膨隆、潰瘍部分からの出血を見ることができる。
スキルス胃がんの内視鏡画像(Wikipediaより)
特徴的な胃壁の硬化と膨隆を見る。
通常の胃癌のような火口型の潰瘍は認めない。

スキルス胃がんの診断に内視鏡下生検(バイオプシー)を


スキルス胃がんは通常の胃がんと異なり、
その本体が胃の内腔に出てくることはあまりありません。

通常の胃がんが胃粘膜の潰瘍のように
胃の内側に向かって粘膜がはがれおち、
火山型とも呼ばれる状態になるのに対して、
スキルス胃がんは粘膜下層を横に広がります。

たとえばPETという検査でスキルス胃がんの人を見ると、
スキルス胃がんが胃の壁全体に広がっているために、
胃の形に放射性物質の取り込みが認められ、
断面図で見ると胃のところにリング状の像ができます。

でも、PETは時間も費用もかかりますので、
(検査は前後合わせて数時間、費用は10万円前後です。)
ある程度お金のある人しか受けられません。


もっとも簡単にできるのはやはり内視鏡検査です。

被爆もありませんし、上手な医者にかかればかなり楽です。


で、スキルス胃がんですが、
最初に書いたように粘膜はあれませんので、
経験の少ない医者にはわかりにくいのです。

このサイトのトップに張り付けた画像のようになれば
誰でもわかりますが、こうなるとかなり進行しています。

でき始めの変化を見逃さないかどうかは
医者の力量にかかっています。


でも、スキルス胃がんが出始めのころに、
部分的に硬い雰囲気になった癌を見分けるのは
ベテランでもやはり難しいものです。

そう言うときに有効な手段が
内視鏡下バイオプシーです。

ようするに胃の粘膜とその下の組織を
小さなハサミで切り取って、検査します。


そのときには医者から検査してもいいかと聴きますが、
強制はできませんので、いやだと言われたらできません。

そうなると、次にもっと進行した時点での検査の機会を
数ヵ月後を待つしかありません。


スキルス胃がんは半年もあれば胃の全周に広がる

と言われています。

だからこそ、毎年健診を受けている人でも
見つかったときには手遅れのことが多いのです。


でも、早く見つかれば速く見つかるほど、
生存率は高まります。


スキルス胃がんかもしれないという兆候は
通常の胃潰瘍ができにくい場所の大きな潰瘍と、
胃粘膜襞の少ない平板な感じの粘膜です。

そう言うのに気がついても、
その見かけだけでスキルスだと
医師が判断するわけにはいきません。

バイオプシーで調べないと何も言えない。


もしもあなたが胃の調子がなんとなくおかしくて、
あるいはそうでなくても体調が変で、
そうでなくとも身内にがんで亡くなった人がいたら、

医師からバイオプシーしてもいいかと聞かれたら
ちゅうちょせずにしてもらってください。


それは幸運なあなたを
スキルス胃がんの死の淵から救いあげてくれる技術です。
チャンスの神様の髪の毛をつかみ損ねないでください。
posted by すきるすがん at 14:15 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
とても参考になりました。また寄らせていただきます。
Posted by スキルス胃がんの症状と治療 at 2009年01月29日 11:37
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